矯正治療のリスク・副作用
矯正治療のリスク・副作用
矯正治療は、歯並びやかみ合わせの異常を改善するために行う治療です。他の歯科治療と同じで、矯正治療にもリスクや副作用があります。
むし歯や歯周病にかかりやすくなる
矯正治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。ブラッシングが不十分だとプラークや歯石も沈着しやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
歯根が吸収する
矯正治療は、歯を移動させていく治療になるため、歯根の吸収というものが起こります。ただし、歯にかかる矯正力が適性であれば、吸収した歯根も修復されます。
治療期間の変更
歯の動きには個人差があるため、治療期間が延長になる場合があります。また、装置の使用状況、定期的な通院など、矯正治療では患者さんの協力が必要です。
後戻り
装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと、後戻りが生じる可能性があります。